Production
こだわりの生産方法
農薬の使い方
残農薬検査
健康なゆずきちを栽培しつつ、お客様に安全なゆずきちをお届けするために、農薬の使用方法は特に重要視しています。
3、5、6月に海洋病やダニ、黒点病などを予防するために農薬を使用しております。
毎年、安全な商品を出荷するために出荷前に残農薬検査を行っております。
栽培を始めてからこれまでに残農薬検査で異常が出たことはありません。
小さなお子様からご高齢の方まで、すべての方に安心してお勧めできるゆずきちです。
有機肥料
自然に育つゆずきちの力を活かして、できるだけ化学肥料は使用しないようにしています。
ゆずきちはフルーツとして食べるだけでなく、焼き魚や刺身など様々な食品に合わせて食べられます。
口に入る回数が増えるので、その分安全には厳しくなります。
必要に応じて化学肥料は使用しますが、有機肥料の使用を多くして安全なゆずきちを心掛けています。
高品質で食味の良い「藤井農園のゆずきち」。是非一度ご賞味ください。
栽培方法
水分管理
果実や野菜は、与える水分量を減らすと甘くなることが知られています。
当園でも、ゆずきちを栽培する時にあまり水分を与えないようにしております。
ハウス栽培と違って栽培環境のコントロールは難しくなりますが、その分成長を自分達の目で見て、手で触れて確認します。
ぎりぎりまで水分を与えずに作るゆずきちは多くのお客様から支持されています。
露地栽培
当園では、ビニールシートで被うハウス栽培ではなく、大自然の下で育つ露地栽培でゆずきちを栽培しています。
露地栽培はハウスで管理しないので、農作物が本来育つ季節に合わせた環境で育てる方法です。
太陽の光をいっぱいに浴びて育つゆずきちは天気の影響を受けやすく、様々な問題が出るので、臨機応変な対応が必要になります。
小さな変化を見逃さないことが大切なので、成長を確認する回数が増えます。
その分、ハウス栽培より大きな愛情を受けて育ちます。
手間暇かけて苦労した分だけゆずきちも美味しく育って応えてくれます。
適切な間引き
当園は、平成11年に何も分からないところからゆずきちの栽培を開始いたしました。当時は農園内に160本ほど植えて栽培しておりましたが、ゆずきちが喧嘩せずに美味しくなるよう研究を重ねました。
160本のゆずきちを120本にまで間引きすることで、すべてのゆずきちに栄養が渡り、美味しいゆずきちを栽培することができました。
防護柵による管理
山口県長門市俵山では、鹿や猪が多く生息しています。
美味しい香りに誘われた鹿が葉っぱや木の皮を食べたり、猪が地面を掘り返すことが多くあり、とても困っていました。
そんな被害を少なくし、お客様に美味しいゆずきちを少しでも多くお届けするために果樹園全体に防護柵を張っています。
広い果樹園全体に防護柵を張ることはとても大変でしたが、愛情を感じて育つゆずきちはとても美味しくできます。
ゆずきちの会
当園では、「ゆずきちの会」で取り組んでいる栽培管理や加工品の開発による技術を取り入れております。
地域の農家が協力し合って得ることができた栽培の知識は、当園のゆずきちの美味しさを格段に上げました。
果汁が多くて種のない食べやすいゆずきちができています。